2007年02月22日

「ユキムシ」ってしっている? 

ゆきむしみなさんはこの虫を見たことがありますか?体長8〜10mmで幅1mmくらいで細長い体をしており,全身黒色です。普段は2月下旬から3月下旬にかけて雪の上をウロチョロしているのですが,今年は暖冬のせいか,1月の下旬から見られています。寒い冬にノコノコ出てくるので「雪虫」と言われていますが,本当は綺麗な清流にすんでいるカワゲラの仲間です。名前は「セッケイカワゲラ」といって羽がありません。この虫は普通の虫とは違い,雪が降り始める12月中頃に表れはじめ,ひたすら沢の上流を目指して歩きます。2月頃まで一生懸命歩いて雄と雌が出会うと交尾して,役目が終わった雄はその後死んでしまいます。そして,雌はまた沢を目指し歩き続け,3月の雪解けとともに水流に下りていって卵を産みます。幼虫(1mmくらい)は夏の間眠り続け,落ち葉が川に落ち込む秋になるとそれを食べ,成虫になって冬になると表れます。つまり,夏はじっとしていて冬に活動するという普通の虫とは逆の生活をしているわけです。市浦でもまだ,雪が残っている野山や川の近くに見ることできると思います。機会があったら気をつけて見てみましょう。


posted by 市浦小 at 16:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自然情報
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